「リスキリングって最近よく聞くけど、結局なんなの?」🤔
ニュースやSNSで「リスキリング」って言葉を見る機会、めちゃくちゃ増えましたよね。
でも「それって自分に関係あるの?」「具体的に何をすればいいの?」と思ってる人、かなり多いんじゃないでしょうか。
なんとなく「勉強し直したほうがいいんだろうな」とは思いつつも、何から始めればいいかわからない💦
しかも、国が年間1,200億円規模の予算を使って推進してるのに、実際にやってる人は25%程度。
今回は「リスキリングって何?」から「国の支援制度でいくら戻ってくるの?」「年代別に何を学べばいいの?」まで、全部まとめて解説します💡
そもそもリスキリングって何?スキルアップとどう違うの? 📝
まず言葉の整理から。
リスキリングとは
新しい仕事や役割に対応するために、今までとは異なるスキルを身につけることです。
よくある勘違いが「リスキリング=今の仕事をもっと上手にやるためのスキルアップ」というもの。でもこれは少し違います。
スキルアップ:今の仕事をもっと上手にやるための学び(例:営業職が営業トークを磨く)
リスキリング:今の仕事とは別のスキルを身につける学び(例:営業職がデータ分析を学ぶ)
もう1つ似た言葉に「リカレント教育」があります。
これは「人生を通じて繰り返し学び直す」という広い概念で、大学や専門学校に通い直すことも含みます。
リスキリングはもう少し実務的で、「今の仕事や転職先で使える新しいスキルを獲得する」ことに焦点を当てています 🎯
学び直しとも言われるので、リカレント教育と間違われることもありますが、少し違います💡
なぜ今これが注目されているかというと、AI・DXの進展で多くの仕事の内容が変わりつつあるから。
たとえば、
事務職 → RPAやAIで定型業務が自動化 → データ入力だけでは仕事がなくなる
営業職 → CRMやMAツールが普及 → 「足で稼ぐ」だけでは通用しなくなる
製造業 → IoTやロボット化が進行 → オペレーションだけでなくデータ管理も必要に
2020年のダボス会議では「2030年までに10億人をリスキリングする」という宣言が出されています。
日本だけの話じゃなく、世界的な流れなんです。
データで見る「リスキリング格差」の現実 📊
じゃあ実際、どのくらいの人がリスキリングをやっているのか。
マイナビ転職の「リスキリングに対する意識調査」(2025年10月実施、正社員800名対象)によると、
リスキリング経験がある正社員は全体の24.3%。約4人に1人です。
ここまでは「まあそんなもんかな」という感じですが、年収別に見ると衝撃のデータが出ます。
年収別データ
年収300万円未満:19.6%
年収300〜500万円未満:19.9%
年収500〜600万円未満:32.6%
年収800〜1,000万円未満:30.8%
年収1,000万円以上:55.6%
年収1,000万円以上の人は2人に1人がリスキリング経験者。
500万円未満では約2割。
これが「リスキリングと年収の関係」があるとされる根拠です。
もちろん「年収が高いから学べる余裕がある」という面もありますが、「学んだから年収が上がった」というケースも多く報告されています。
実際、リスキリングをして「良かった」と感じている人は約7割。メリットとして挙げられているのは、
自己成長・自信が得られた
仕事の幅が広がった
収入アップにつながった
一方、スキルアップ研究所の調査では、リスキリングに熱意がある人は8割いるのに、実際に取り組んだことがある人は25%程度。
やらない理由の1位は「時間が足りないから」(44%)。
でもここが面白いところで、働き方改革で自由時間が増えた人でも、リスキリングの実施率は10%台にとどまっています 😳
つまり「時間がない」は本当の理由じゃなくて、「何を学べばいいかわからない」「始め方がわからない」のほうが本質的な壁なんです。
知らないと損!国のリスキリング支援制度を全部まとめ 💰
「リスキリングって、お金かかるんでしょ?」
これ、一番多い誤解です。
実は国が個人向けにかなり手厚い支援制度を用意しています。
しかも対象講座は約15,000講座もある。オンラインで受講できるものや、夜間・週末に学べるものも含まれています。
主な制度を3つ紹介します。
①「教育訓練給付制度」
厚生労働省が実施している制度で、指定の講座を修了すると受講費用の一部が戻ってきます。3つのレベルに分かれていて、
一般教育訓練:受講費用の20%(上限10万円) → 簿記、TOEIC、社会保険労務士、税理士講座など
特定一般教育訓練:受講費用の40%(上限20万円) → 介護支援専門員、大型自動車免許、一定レベル以上のIT資格講座など
専門実践教育訓練:受講費用の最大80%(年間上限64万円、最大3年で192万円) → 看護師、介護福祉士、データサイエンス、MBA、AI関連講座など
特に専門実践教育訓練は80%が戻ってくるので、かなり手厚いです。雇用保険に3年以上加入していれば利用可能(初回は1年以上でOK)。
②「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」
経済産業省が実施している制度で、キャリア相談 → リスキリング講座の受講 → 転職支援までを一体で提供しています。最大56万円の補助が受けられます。
対象講座はプログラミング、Webデザイン、データサイエンティスト養成講座、FP、社労士、行政書士、TOEIC対策など幅広い。
キャリア相談や転職相談は無料で受けられるので、「何を学べばいいかわからない」人はまずここで相談するのもアリです。
③「教育訓練休暇給付金制度」(2025年10月スタート)
これは新しい制度で、会社が教育訓練休暇制度を導入していれば、休暇を取ってリスキリングに充てることができるというもの。
マイナビの調査では正社員の29.0%が「活用したい」と回答していますが、7割以上が「現在の職場では難しい」とも答えています 💦
いずれの制度も、スキルアップ研究所の調査で判明した「リスキリングにかけた費用は5万円以下が半数近い」というデータとも整合します。
国の支援を使えば、実質的な自己負担はかなり抑えられるんです。
じゃあ何を学べばいいの?需要が高いスキル5選 🔍
制度はわかった。でも、、、
結局、何を学べばいいの?
ここが一番悩むところですよね。
リクルートマネジメントソリューションズの調査では、企業がリスキリングとして取り組んでいる内容のトップ3は、
生産性向上に関するスキル
DX(デジタルトランスフォーメーション)
キャリア自律に関する知識
これを踏まえて、今から個人で学ぶなら需要が高い分野を5つ挙げます。
✅ ITリテラシー・デジタルスキル
ExcelのVBA、Google Apps Script、RPAなど。「今の仕事を効率化できるスキル」は職種を問わず評価されます。
プログラミングまでいかなくても、「ツールを使いこなせる人」の需要はめちゃくちゃ高い
✅ データ分析の基礎
Excelのピボットテーブル、Googleアナリティクス、BIツール(TableauやPower BI)の基本操作。営業でも事務でもマーケでも「数字で語れる人」は重宝されます
✅ AI活用リテラシー
ChatGPTやClaudeなどのAIツールを業務に活用するスキル。プロンプトの書き方、AIへの指示の出し方、出力の検証方法など。これは2026年時点で最も旬なスキルと言えます
✅ プロジェクトマネジメント
PMP資格まではいかなくても、タスク管理・進捗管理・チーム運営の基本。複数人で仕事を回す力は、管理職だけでなく一般社員にも求められるようになっています
✅ 英語・ビジネスコミュニケーション
外資系に限らず、ITツールや社内システムが英語ベースの企業が増えています。TOEIC600〜700点レベルでも「英語アレルギーがない人」というだけで転職市場での評価が変わります
年代別:どこから始めればいいか 💪
同じ「リスキリング」でも、年代によって優先順位は変わります。
20代がやるべきこと
まずは「今の仕事の幅を広げるスキル」から。
営業なら営業×データ分析、事務なら事務×RPA、接客ならコミュニケーション×SNSマーケ。
「今の職種+αのスキル」がある人材は、転職市場で圧倒的に有利です。
費用を抑えたいなら、教育訓練給付制度の一般教育訓練(受講費用の20%、上限10万円)から始めるのがおすすめ。
対象のオンライン講座も多いので、仕事を続けながら学べます。
20代はまだキャリアの方向性が固まっていない人も多いので、まず自分の強みと興味を確認してから学ぶ内容を選ぶのが大事。
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30代がやるべきこと
30代は「専門性を深めるか、幅を広げるか」の選択が重要です。
今の職種で上を目指すなら専門性を深掘り(例:マーケ→データサイエンス、人事→社労士)。キャリアチェンジを考えているなら異分野のスキルを獲得する。
マイナビの調査では、転職後の年収増加額が最も大きいのが30代(+32.4万円)。リスキリングで身につけたスキルが年収に直結しやすい年代でもあります。
専門実践教育訓練給付金(受講費用の最大80%、年間上限64万円)を活用すれば、MBAやデータサイエンスの本格的な講座も自己負担を抑えて受講できます。
40代がやるべきこと
40代のリスキリングで一番効果が高いのは、実は「新しいスキルの獲得」よりも「今持っている経験の翻訳力を上げること」だったりします。
20年近い実務経験で積み上げたマネジメント力、問題解決力、業界知識は、正しく言語化すれば転職市場で高く評価されます。それに加えて、DXやAI活用のリテラシーがあれば「経験×デジタル」の掛け合わせで希少人材になれます。
「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は、キャリア相談が無料で受けられるので、「自分にはどのスキルが必要か」を専門家に相談してから学び始めるのも賢い方法です。
50代がやるべきこと
50代のリスキリングは「守りのリスキリング」という位置づけが現実的です。黒字リストラの対象になりうる世代だからこそ、「いつでも動ける準備」としてのスキル獲得が重要になります。
在職老齢年金の支給停止基準が2026年4月から62万円に引き上げられたこともあり、「長く働き続ける」前提のキャリア設計がますます重要に。
50代でも教育訓練給付金は使えます。たとえばFP(ファイナンシャルプランナー)やキャリアコンサルタントの資格は、定年後のセカンドキャリアにも直結します。
リスキリングの前に「自分の現在地」を確認しよう 🧭
ここまで読んで「よし、何か学ぼう!」と思った人に、1つだけ注意点があります。
国の職業訓練で修了者の約3割が就職できていないという日経新聞の報道がありました。理由は「訓練内容が企業の採用ニーズとずれている」から。
つまり、「とりあえず資格を取ればいい」わけじゃないんです。
大事なのは順番です。
まず今の自分のスキルと経験を棚卸しする
自分に足りないスキルを特定する
そのスキルが転職市場で本当に求められているか確認する
支援制度を使って学ぶ
この1番目をすっ飛ばす人がすごく多い。
自分が今どんなスキルを持っていて、何が足りないのかがわからないまま闇雲に学んでも、効果は半減します。
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リスキリングは「何を学ぶか」の前に「自分が今どこにいるか」を知ることから。ここを押さえれば、限られた時間とお金を最大限に活かせるはずです。
リスキリングを検討中だったり興味を持ってる人は、まず一歩踏み出してみましょう!応援しています💪
出典: マイナビ転職「リスキリングに対する意識調査」 URL: https://www.mynavi.jp/news/2025/10/post_50809.html
スキルアップ研究所「リスキリングレポート2025」 URL: https://reskill.gakken.jp/4850
スキルアップ研究所「働き方改革とリスキリングに関する実態調査」 URL: https://reskill.gakken.jp/4883
リクルートマネジメントソリューションズ「企業における『リスキリング』『学び直し』の推進に関する実態調査」 URL: https://www.recruit-ms.co.jp/news/pressrelease/0000000424/
厚生労働省「教育訓練給付制度」 URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」 URL: https://careerup.reskilling.go.jp/