「転職、普通にありだよね」
そう思ってる人、周りに増えてませんか?
一昔前は
「3年は同じ会社にいるべき」
「転職回数が多いと不利」
という空気がありました。
でも今は少し空気感が変わってきたかもしれません。
マイナビの転職動向調査2026年版(2025年実績)によると、
20代の転職率は12.0%。全年代の中で最も高い水準です。
転職はもはや特別なことではなく、キャリアを自分でデザインするための当たり前の選択肢になっています。
「転職ネイティブ世代」という言葉が生まれるほど、今の20代にとって転職は身近なものになりました。
でも、転職が当たり前になった時代だからこそ、気をつけなければいけないことがあります。
「みんながやってるから」
「なんとなく次に進みたいから」
という理由だけで動くと、転職後に後悔するケースも少なくありません。
この記事では、転職を考え始めた20代に向けて、転職ネイティブ世代の特徴と、後悔しない転職のために知っておくべきことを整理します💡
「転職ネイティブ世代」って何?📊
転職ネイティブ世代とは、就職活動の段階からすでに転職を視野に入れている若い世代のことです。
主に1990年代半ば以降に生まれた、いわゆるZ世代と重なります。
終身雇用が崩壊し、「一つの会社で定年まで働く」というキャリアモデルがリアリティを失った時代に育った世代。
転職することへの心理的なハードルが、上の世代に比べてはるかに低いのが特徴です。
転職ネイティブ世代に共通する傾向
1社に長く勤めることを目標とせず、スキルアップや成長を重視する
転職に対してポジティブで、不安よりも可能性として捉えている
入社をゴールとせず、常にキャリアを自己設計しながら働く
企業の価値観や職場文化とのマッチングを強く意識する
これ自体は悪いことではありません。
むしろ、自分のキャリアを主体的に考えている証拠です。
ただ、転職が「当たり前」になったからこそ、「なぜ転職するのか」という問いが以前より重要になっています。
転職が当たり前になった時代のリスク😰
転職を取り巻く環境は確かに変わりました。企業側もポテンシャル採用を重視するようになり、若手の転職は受け入れられやすくなっています。
でも、一つ注意してほしいことがあります。
「転職が普通」という空気が広がるほど、
「なんとなく転職してみた」という人も増える
ということです。
転職ネイティブ世代が陥りやすいパターンが3つあります。
❌ 「なんか成長できていない気がする」という漠然とした理由で動く
成長の実感が得られないのは、会社の問題ではなく、自分の取り組み方の問題という場合もあります。環境を変えても同じパターンを繰り返すことになりがちです。
❌ 「友達が転職して年収上がった」という話に影響される
他人の転職成功体験は参考にはなりますが、職種・業界・スキルによってまったく状況が違います。自分の市場価値を客観的に確認しないまま動くと、想定と違う結果になりやすいです。
❌ 「今の職場に不満があるから」だけで転職先を選ぶ
「今の会社から逃げたい」という動機で転職すると、転職先に過度な期待を持ちやすくなります。結果として「転職先もなんか違った」となるケースが多いです。
転職で後悔しないための、3つの判断基準🎯
転職を考え始めたとき、まず問いかけてほしいことがあります。
① 「今の会社でできること」をやり切ったか
転職を考えるとき、「今の環境でできることは全部やった」と言えますか?
今の職場で解決できる問題なのに、環境のせいにして転職しようとしているケースは意外と多いです。上司に相談する・社内異動を打診する・業務の進め方を変える——転職前に試せることが残っていないかを確認しましょう。
「全部やり切った」と思えてから転職活動を始めると、次の職場でも主体的に動ける人間になれます。
② 「転職後に何を実現したいか」が具体的に言えるか
「成長したい」「スキルアップしたい」は、転職の動機として弱いです。
面接でも同じことが言えますが、それ以上に、自分自身が「転職後のイメージ」を具体的に持てているかが重要です。
2〜3年後にどんな仕事をしていたいか
そのためにどんなスキル・経験が必要か
それが今の会社では得られない理由は何か
この3つに答えられれば、転職の動機として十分な根拠があります。
③ 書類・面接の準備ができているか
転職市場は活況ですが、「求人が多い=簡単に決まる」ではありません。
マイナビの調査によると、転職希望者数も前年比で増加しており、競争は確実に高まっています。書類の質が低ければ、求人が多くても通過できない時代になっています。
転職活動を始める前に、履歴書・職務経歴書をしっかり作り込んでおくことが大切です。
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転職は「逃げ」じゃない。でも「答え」でもない💬
転職ネイティブ世代の価値観は、前の世代と比べて確実に合理的です。合わない環境にしがみつくより、自分に合う環境を探す方が、長期的なキャリアにとってプラスになることが多い。
ただ、転職はあくまで「手段」です。
何かを実現するための手段として転職を使うなら、強力な武器になります。でも、なんとなくの不満から逃げるための手段として使うと、同じ問題を次の職場でも繰り返します。
転職が当たり前になった時代だからこそ、
「なぜ転職するのか」
「転職後に何を実現したいのか」
を自分の言葉で答えられる状態で動くことが、転職を成功させる一番の近道です。
少し大変かもしれませんが、一度しっかりとご自身と向き合って考える、この記事がそのキッカケになれたら幸いです。
出典:マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)速報」
URL: https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260109_106179/